和歌山で理美容ハサミを作っているキクイシザースです。
前回の記事で人気のメガネハンドルについて書きましたが…
ハサミのハンドルって、どうやって作られているか知っていますか?
ハンドルはロストワックス工法!
キクイシザースでは、ロストワックス(精密鋳造)という工法で作られたものを使っています。
こちらがハンドル材料のストック。
砂型に溶けた金属を流し込んで、ゆっくり冷やすことで作る「鋳物」を材料としています。
材料の段階では黒っぽい鋳肌を、手作業で鏡面にしていきます。
常に良いハサミを作るためには、こういった材料も国内の技術力の高い協力工場との連携が不可欠。
ロストワックスの良し悪しによって、磨きの手前も仕上がりも変わってきます。
材料も含めオール・メイド・イン・ジャパンのものづくりが結集して、1丁のハサミが出来ています。
ハンドルと刃、別々にストックしているから出来ること
このようにハンドルと刃を別々にストックしているからこそ、細かいオーダーメイドにも対応できます。
ユーザーの好みに合わせてハンドルと刃の組み合わせを選びイチから作るので、長さのバランスも含めカスタマイズすることができます。
僕たちの作るハサミはシンプルな作りですが、ユーザーの使い勝手に合わせた広がりのあるものづくりを心掛けています。
皆さまのこだわりもぜひ、お聞かせください!